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花粉症特集


★千葉の花粉情報★ 日本気象協会のHP


 

Q 目薬の正しい使い方や注意することを教えてください。

基本的な使い方をご説明します。

使用手順
① 手を綺麗に洗います。
② 2種類以上ある場合には、使用する順番を確認します。(とくに説明がない場合には5分くらいあければ順番は関係ありません)
③ 一部の目薬は成分が分離した状態なので、よく振ります。
④ やや上を向いて、下まぶたの目尻側を軽く引っぱります。
⑤ 目を開いたまま、1滴垂らします。
⑥ まばたきはせずに目をつぶり、目がしらを軽く1分くらい押さえます。
⑦ あふれた目薬は清潔なティッシュなどでふき取ります。

目薬は通常1滴で十分です 目薬の1滴は0・05mLくらいです。目の中には0・02mLしか入らないので、1滴で十分なのです。

目がしらを軽く押さえる理由
目がしらを押さえないと、涙が鼻に流れるように、目がしら近くの涙のう部というところから成分が鼻
に流れていきます。一部の緑内障の目薬の場合、喘息の人は咳が出てしまうことがあります。
アレルギーの目薬の場合は、飲み薬と同様に眠気を起こすことがあります。
それを避けるために押さえるのです。

あふれた目薬をふき取る理由
目薬は、目だけでなく皮膚に触れても作用を示すことがあるので、不要な作用を示さないためにふき取ります。一部の目薬では、ふきとらないと目のまわりが黒くなってしまうものもありますので、使用の際、注意事項は守るようにしましょう。

コンタクトレンズをつけている方、緑内障と言われた方は、目薬をつけるとき注意が必要です。

(東京中央薬局・薬剤師/葛西新聞20090529号)


 

Q 点鼻薬を使っていますが、うまく使えているか不安です。正しい使い方を教えてください。

2つのタイプに分かれ、使い方が異なります。
①鼻に薬剤を滴下するタイプ②鼻の中に噴霧するタイプがあります。

①は点眼のように鼻の穴に薬液をさすタイプ。
②は薬液が霧状に噴霧されるタイプです。

正しい使い方は
1.まず鼻をかんでできるだけ鼻のとおりをよくします。
2.手を洗ってください。
ここまでは①、②ともに共通して行いますが、ここから違います。

①のタイプの場合
3.頭を後ろに傾けるか仰向けになり、枕を肩の下にあてて頭が後ろに傾くようにしてください。
4.容器の先をほんの少し鼻の中に入れ、お薬を1~2滴落としてください。
容器の先が鼻の内側に触れないように注意しましょう。
5.お薬が鼻の粘膜に十分に広がるように、数分間はそのままの体勢を保つようにしましょう。

②のタイプの場合
3.頭を少し後ろに傾けます。
4.容器の先をほんの少し鼻の中に入れ、他方の鼻の穴を押さえて、息を吸い始めると同時に容器を強めに押す、またはノズルを引いてください。
5.容器の先が鼻の内側に触れないように注意しましょう。

最後は、①、②ともに、容器の先を拭いて清潔な状態にしてフタを閉めます。
成分によりますが、眠気を引き起こしたり、鼻の症状が辛いからといって何度も噴霧すると粘膜が充血し、かえって症状を悪化させてしまう場合もあります。気をつけてください。

また、最近では頭痛の治療薬として点鼻薬が開発され処方せんで調剤されています。
点鼻薬が鼻に直接使うからといって、鼻の症状を抑える薬とは限りません。
他の人が使った点鼻などを不用意に使用することは、危険ですので避けるようにしましょう。

(東京中央薬局・薬剤師/葛西新聞20090424号)


 

Q 花粉症ですが、なぜ何種類もの薬が処方されるのでしょうか?
気をつけなければいけない点は?


内服薬・点鼻薬・点眼薬のそれぞれについてお答えします。
 
飲み薬は、鼻水を抑える、鼻づまりを抑える、炎症を抑えるなどの目的で処方されます。花粉症の引き金となるアレルギー反応は様々なメカニズムで起こるので、それぞれに対応した薬を使うことが有効とされます。そのため、多種類の薬を飲むことになる場合があるのです。

花粉症の治療に用いるお薬の多くは、大きな副作用がほとんどありません。ただ、眠気が出るものが多くあります。とくに、市販の薬は複数の成分が含まれているため、眠気を起こしやすく、のども渇きます。そうした作用のほうが花粉症の症状よりも不快と感じる方は、やはり医師に相談して作用の弱い薬を処方してもらうほうがよいでしょう。

  • 点鼻薬
鼻に液をたらしたり、鼻にスプレーする薬を「点鼻薬」と呼びます。アレルギー反応を抑える、鼻づまりを解消する、炎症を抑える目的で使われます。
アレルギー反応を抑える薬は点鼻でも鼻から吸収され、眠気を起こすものがありますので注意が必要です。また、鼻づまりを抑える薬は決められた量を越えて何度も使うと逆に鼻の粘膜がむくみ、鼻づまりが余計ひどくなります。決して定められた量を越えて点鼻しないようにしてください。

  • 点眼薬
目のかゆみなどのアレルギー反応を抑える、炎症を抑える目的で使われます。点鼻薬と同様に、眠気を起こすことがあるので注意しましょう。また、点眼薬には防腐剤が含まれているので、コンタクトレンズを使用されている場合は注意が必要です。コンタクトレンズをしていても使用できる点眼薬がありますので、受診時に医師に申し出てください。
(東京中央薬局・薬剤師/葛西新聞20090123号)


 

◎ 花粉症の薬について
 今はつらい症状を予防的に抑えたり、改善するいい飲み薬があります。主にくしゃみ、鼻水を抑える抗ヒスタミン薬、鼻づまりに効果がある抗アレルギー剤、すべてのアレルギーの症状を強力に抑えるステロイド(副腎皮質ホルモン)などの内服薬が一般的です。
 スギ花粉がたくさん飛んだ次の日には、「昨日は鼻づまりで眠れなかった!」という方がたくさん受診されますが、できれば、眠れぬほどひどくなる前に来院し、抗アレルギー剤とステロイドの点鼻薬を使用することをおすすめします。一度、大量に花粉が鼻に入って鼻粘膜が腫れてしまうと、腫れを抑えるのはむずかしくなるためです。
 花粉症の代表的な症状は鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血などですが、口やのど、耳など体のほかの部分にも多彩な症状が出ることがあります。異変に気づいたら早めに医師に相談しましょう。

(なな耳鼻咽喉科・浜野 ナナ子院長/浦安新聞20090213号)


 

Q 私は花粉症ではありませんが、花粉症は、加齢すると突然発症するケースが多いと聞きました。できれば発症しないようにしたいのですが。
A アレルギーの発症は小児期から十代、二十代といった若い世代が圧倒的に多いです。スギ花粉症の発症は、ひと昔前までは十歳からといっていましたが、最近は低年齢化し、二~三歳でも発症します。
 スギ花粉発症の予防はむずかしいと考えられますが、スギ花粉を吸入しないことでしょうか。スギ花粉症が発症する前の数~十数年前からスギに対する感受性ができあがっています。採血をするとわかりますので、採血をして、自分にアレルギー体質があるのかないのか、スギに対する感受性をもっているかを調べて、すでにもっていたら、シーズン中の外出時にマスクをした方がいいでしょう。

(なな耳鼻咽喉科・浜野 ナナ子院長/浦安新聞20090109号)


 

Q アレルギー体質ですが、花粉症など何か対策はありますか?
A 2~4月のスギ花粉だけでなく、5~6月に飛ぶカモガヤや、9~10月のブタクサの花粉症を合併していたり、通年性アレルギーがある方には、鼻の粘膜を切除する手術が効果的です。しかし、この手術を受けるには、一般的に10日前後の入院が必要です。これに対し、鼻の入り口の鼻粘膜を広範囲に焼却する「レーザー治療」は、外来で手軽に誰でも受けられます。このレーザー治療は、花粉症の1~2カ月前に受けると、花粉症の症状も軽くすむため、重症のスギ花粉症をお持ちの方にお勧めします。ただし、レーザー治療を受けてから約1~2週間は鼻汁が増えたり、鼻閉が強くなったりしますので、治療を受ける時期を選択された方がいいでしょう。一年中鼻が詰まっている方、花粉症の症状が薬では不十分な方は、かかりつけの専門医に相談なさってみてください。

(なな耳鼻咽喉科・浜野 ナナ子院長/浦安新聞20080711号)


 

Q 数日前からくしゃみ、鼻水が出ています。花粉症でしょうか。
A 2月から4月の間に飛ぶスギ花粉によるアレルギーは、7~8人に一人の日本人に発症している国民病ともいえる病気です。また、スギ花粉を昼間にたくさん吸入してしまうと、数時間後に鼻の粘膜が腫れて、夜になってからの強い鼻づまりの原因となります。
 風邪の初期症状でも同様な症状が出ますし、家のほこりやダニなどの通年性鼻アレルギーでも、季節の変わり目に同様の症状が出ます。
 鼻粘膜の状態を診察すると、風邪の急性鼻炎なのか、アレルギー(スギ花粉症を含めて)なのかを診察できることもありますし、アレルギーが疑わしいときは、血液の検査やパッチテストでスギ花粉症であるか、アレルギー体質がどの程度あるかがわかります。
 お近くの耳鼻咽喉科でご相談ください。

(なな耳鼻咽喉科・浜野 ナナ子院長/浦安新聞20080411号)

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